【恐怖症】嘔吐するのが嫌だ。怖い。
嘔吐恐怖症の症状なんだと大人になって気づいた私。
きっかけは小さい頃に錠剤の薬を飲んだ時だったと思います。
飲む前は『やった!この薬だったら粉薬と違って苦さが分からないうちに飲めるじゃん!』と嬉しかったのですが、飲んでみたら大変なことに
喉に錠剤がつっかかってオエッとえづきました。
そのしんどさやら、楽に薬が飲めると喜んでたのに飲めなかった辛さやらで嘔吐恐怖症になりました。
しかし、まだその頃は嘔吐恐怖症なんて言葉を知らなかったのです。
錠剤が怖くて飲めないし、病院で喉の様子を見てもらうときの棒が怖くて拒絶してしまうしで結構不便な思いをするのです。
その中でも辛い思いをしたのが2つ。
それは歯医者と胃腸炎の症状が出た時です。
歯医者はとにかく大変。
まず機械,道具を口の中に入れないと何も治療できないのに、入った瞬間えづく。
それが怖くて拒むのでお医者さんもなすすべがなく、とうとう大学病院に行ってくれと言われる始末^^;
大学病院に行ったらさすがに何かしら治療法あるだろうと思ったのですが、まさかのレントゲン撮る段階で断念。
レントゲン撮るときに「なんでこれを口に入れることもできないの⁉」と怒られる始末。
『私にとってはそれ大きすぎるわ!出来るほうがおかしい!』と思うぐらい辛いのです。なのに怒られて余計怖くなりました。
結局、障害を持つ方も行く歯医者を母の友人に紹介してもらい、そこで治療はできました。その治療の詳しいことはまた今度ブログに書きますね(^^)
この頃が18歳ぐらいの年齢だったと思うのですが、この歯医者で悩んでるときにネットで調べてやっと”嘔吐恐怖症”という病名を知りました。
あと辛かったのが胃腸炎の症状が出た時。
自律神経失調症の影響で”機能性胃腸症”というものになっていたのだと思うのですが、機能性胃腸症はストレスなどが原因なので とにかく症状が長引く。
本当に機能性胃腸症かも分からない中、通院してる神経内科で胃腸薬を処方してもらうことしかできない。
なぜなら胃カメラは嘔吐恐怖症の私にとってとてつもなく怖いことだからです。
1年も胃腸炎のしんどさに苦しみながらも胃カメラは受けなかったぐらい怖いのです。
「そんなにしんどいなら胃カメラ受けたほうが楽でしょ」と何回言われても胃カメラ受けなかったぐらい怖いのです^^;
母が薬を使って眠ってる状態で胃カメラ受けたという話を聞いたのですが、えづいてる感覚はあるけど大丈夫だったと。
『いや、結局えづいてる感覚はあるんかい!!』と思い、恐怖を感じてる私は結局胃カメラはせずに薬だけでなんとか治しました←
今は、錠剤はあまりにも大きいものでなければ飲めるようになりました。
本当は効果薄まったりする可能性があるのかもしれないですが、錠剤を半分に切って飲んで錠剤を飲み込むということに慣れるようにしたのがよかったのかもしれません。
まだ不便に感じてることも沢山ありますが、少しづつ体を慣らしていけてる感覚もあるので、同じように苦しんでる方も無理はせず自分のペースで克服していきましょうね(^^)
そして、嘔吐恐怖症を知らない方は少しでもいいので調べて こんな恐怖症もあるんだと理解してくれたら嬉しいです。知ってくれる方が増えるだけで、悩んでる方は楽になると思います(^^)